コラム

宇宙空間を悠々と泳ぐ

2020 今年もよろしくお願いいたします。

今朝、池上本門寺さんの「朝勤」の時、涙がポロポロと溢れた。

「愛」と「調和」の海の中で泳ぐ魚になっていた、、、。

真言宗の「胎臓界曼荼羅」をご存知ですか?

「金剛界曼荼羅」と対になって、よくお寺に飾ってあります。

私は、小さいときから、この神秘的な曼荼羅に心惹かれていました。

なぜ「胎」の「蔵」?→「母のお腹」??
って、思っていました。

暮れに、母の一周忌を終え、母がとても恋しい。

今、こうして書きながらも「ああ、母のお腹に戻りたい!」と思う。
きっとこの上ない安心感に包まれるのだろう、、、。

いやいや、、、

今朝感じたあの感覚と、同じなのではないか⁉️

この「宇宙」という母の胎内、羊水の中で泳ぐ魚。

「安心感」と「感謝」で充たされた。

家に帰って
「胎臓界曼陀羅」の本を開く。
パッと見ただけではわからないが、右端に魚が泳いでいる。

宇宙空間を遊泳する大魚は「摩渇魚」(まかつぎょ)といい、インド神話、水の神ヴァルナの乗り物として登場するらしい。

本の解釈と、私の解釈は違うが、自分の感じた感覚を大切にしたいと思う。

「愛」と「調和」の宇宙空間を悠々と泳いでいる私。

言葉に出来ない暖かさを肌で感じ、この上ない至福感に包まれた。勝手に涙が出る。

「感謝」しかなかった。

関連記事

PAGE TOP