「歯周病」ってご年配の方の病気でしょ⁉️
って思っていませんか?
実はこの「歯周病」は、お腹の赤ちゃんの発育に関係があるらしいのです💦
歯周病から赤ちゃんを守る
①妊娠関連歯肉炎・歯周病のリスク
歯肉の炎症により、血管の壁が弱くなり、口腔内の細菌が血管に侵入!そして、血液内で細菌が増殖します!
また、炎症が起こった部位で生産される化学物質(※ケミカルメディエータ)は、歯肉の脆くなった血管から子宮に運ばれます。
これは、子宮の収縮をもたらす作用があり、胎児の成長に影響するだけでなく早産につながることもあるそうです。
*ケミカルメディエーター:炎症反応において重要な働きをする物質で、化学伝達物質ともいう。血管を拡張させたり、血管の透過性を高めたりする。ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジン、ロイコトリエンなどが知られています。
②早産・低体重児出産と歯周病との関係
早産とは、妊娠22週から36週6日までの出産。
低出生体重児とは、2500g未満で出生した赤ちゃんのこと。
近年、その割合は増加傾向にあるそうです。
そして、呼吸機能なとが未熟であったり、将来的に肥満などの生活習慣病になりやすいと報告されています。
早産や低体重児の要因として、これまでは喫煙や飲酒が取り上げられていましたが、近年、歯周病との関連が注目されるようになってきているそうです。
歯周病の予防
自分でできること
・口の中に関心をもつ
・しっかり歯磨きをする
・体調を整える
歯科医院で行うこと
・定期検診、検診
・歯石の除去
・フッ素塗布
・ブラッシング指導
プラークコントロールをきちんと行う方法を取得・実践することで、多くは歯周病を予防することが出来ます。
早産や、低体重児での出産は、辛いし心配ですよね。
口腔ケアで、防げるなら赤ちゃんの健康の為にもキチンと行いたいですね。
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