コラム

「六根清浄」(no.1)

なぜか私は、小さいときから「六根清浄」という言葉を知っていた。
祖父とよくお散歩をしていたからかな、、、

六根は五つの感覚器官と、それによって生まれる意識・意思、あるいは心の根本的なモノ。

「六根清浄」は、これらを清めるってこと。

修験行者や山伏が「六根清浄」と唱えながら山を登って修行をする。
これは、ヨガでいうところの「マントラ」「真言」を唱えるのと同じ。

五感や呼吸に意識を向けて、ただマントラを唱え続ける。

これをすると「雑念」が生まれる暇がなくなり、身体だけではなく、心、そして脳までもお掃除される。

コロナ渦でブームに火が付いた「マインドフルネス」の「歩く瞑想(経行)」のアレンジってところか。

日本人は、昔から普通に行っていたことなのに、現代人は忘れてしまっていた。

折角の善き伝統、幸せになる習慣。

ヨガも瞑想もブームで終わらせず、皆さまの生活の中に「す~っ」と、当たり前のように溶け込んでいったら良いな。

ヨガや瞑想で、頭の中をスッキリとさせて。

一緒に幸せになる方法を身につけましょう。

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