コラム

体は柔らかいほど良い?

筋肉や関節が硬いと、肩こり、腰痛を招きやすいし、柔軟な体の方がしなやかで身のこなしが美しい。

それは事実ではあるけれど、実は、体は柔らかいほど良い、と、いうわけではないのです。

関節には可動性(モビリティ)と安定性(スタビリティ)という正反対の役割があり、このバランスが取れていることが重要なのです。

ヨガのレッスンでは、とても体の柔らかい方がいらっしゃいますが、モビリティとスタビリティのアンバランスから、アーサナ(ポーズ)が不安定な時があります。
弱々しいというか、、風が吹いたら倒れそう。

(私のレッスンでは「※バンダ」と「グラウディング」を意識して頂き、安定性を高めます)

日常生活においては、適度な硬さと安定性があった方が良いのです。
それが、肩こり腰痛の予防と改善になります。

柔らかい方には、柔らかいなりの。
硬い方には、硬いなりの体の動かし方をお伝えしつつ、更に!安全に体を柔らかくしていく方法をお伝えしています。

硬くても、柔らかくても、「バランス」「調和」がキーポイントです。

※バンダ=締めつけ
内臓を下から支える骨盤底筋や、エネルギーを貯め、体の中心となる臍下丹田を引き締め、体全体を力強く安定させる。

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