コラム

快便で幸福度UP❕

食べたものを上手に消化・吸収出来ている時、人は健康で幸福感を味わうことが出来ます。

腸内環境が整い、脳だけでなく、お腹の中からも「幸せホルモンセロトニン」が、よく分泌されているからでしょう。

さて、食べたものはいったいどのようにして消化・吸収されるのでしょうか?

理科の授業のおさらいです。

お口の中で咀嚼された食べ物は、唾液と共に胃に入り強い酸性の胃液によってドロドロに溶かされます。

そして、胆のうからは胆汁、すい臓からは膵液が分泌されます。

胃から十二指腸に送られたドロドロの食べ物は胃酸と混ざりあい、アルカリ性の胆汁は胃酸を中和して、主に脂肪の分解を助けます。
腸管の潤滑油となり「天然の便秘薬」となるのです。

膵液には、消化酵素が含まれているので、食べたものはブドウ糖やアミノ酸などの栄養素に分解されます。

消化物とこれらの消化液は、1日に約9リットルほどにもなるそうです。

小腸で7割吸収、残りの2割は大腸で処理、腸内細菌が食物繊維などを発酵させ、水分や塩分を吸収し、便を作ります。また、水素やメタンガスも発生させます。

この時、大腸にとどまる時間が長くなると、水分がどんどん吸収され便が硬くなり、短いと水分量が多く軟便になります。

ですから、便秘がちな方は、少し努力して水分をとる必要があります。

食物繊維もしっかり、乳酸菌もしっかりとっているし、運動も睡眠もちゃんしているのに気持ちよく便がでない方は、「水分!」が足りないのです!

メカニズムを知っていると、自分のお腹に対して何をしてあげれば良いのかがわかりますね。

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